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まだ彼岸花、無粋にも

たくさん写真を載せるという
センスが足りず、
今回は恥を忍んで
まえと同じ花を載せる。
といっても今朝撮った。
まだ彼岸花、無粋にも_e0359618_07521896.jpg
雨上がりの
すがすがしい気持ちで撮った彼岸花だ。
まだ彼岸花、無粋にも_e0359618_07525848.jpg
洗われた気になって
近くの神社に手を合わせに行こうとしたら
秋祭りの準備中、
どこも週末そのようだ。 
まだ彼岸花、無粋にも_e0359618_11474409.jpg
このところ秋の駆け足がすさまじい。
なかなかの好タイムを出している。 

そのせいか、
言葉が追っつかない。
まるで青春みたいだ。
立ち止まってるヒマも許さぬ恋、
若かりし日の特権と思いきや、
世は時に
奇跡にも似た計らいする。
まだ彼岸花、無粋にも_e0359618_07523823.jpg
センスも追っつかないから、
せめて
雨粒を澄んだ心にして
花弁に寄り添わせようか。

# by wanio1507 | 2023-10-15 07:56 | 旬のこと | Comments(2)

金曜の、夕暮れからの晩酌まで

あまり
晩酌なんて言葉使わないので、
気恥ずかしさがある。
真新しいシャツに
腕を通したときの肌の感覚に近しく、
鮮度の割に気後れが著しくて
心がボンヤリとにじんでしまう。 
金曜の、夕暮れからの晩酌まで_e0359618_06501887.jpg
そんな心象風景のような夕景、
日に日に
夕日が沈むの早い。 

胸を
締め付けられる切なさは
幾つになっても、
決して「上がり」がない。
人生ゲームの如く、
本物はまた別段に
つまんなく
平凡でいて
ダラダラとした下り坂のようだ。
いや、
これはこっちの話、
人によっちゃ上り坂だったりする。 

晩酌というと
どうしても日本酒、
控えめに言っちゃ
焼酎を頭に浮かべてしまう昭和なオトコ、
今の世なら
リキュールの甘い酒もきっと範疇だろう。
さすがに
甘くないのが良いので
昨夜もグリーン、アテはスコーンで。
金曜の、夕暮れからの晩酌まで_e0359618_06500752.jpg
つまらないなんて言わず、
与えられたモノのありがたみを知れ!

# by wanio1507 | 2023-10-14 07:02 | 日々のこと | Comments(0)

程よく生きることを

程よく生きることを_e0359618_17595711.jpg
よりよく生きる、
の「より」って
なによりなんだろう? 

きっと
今よりなんだろうけど、
それって
長い目で見ると
難ありって気もする。
そもそも
シンプルって定義も、
多様性を
当たり前に耳にする今にあっては
(犯罪者だってこの言葉を使う)、
非常に曖昧で難しい。
もう人それぞれってなっちゃう。
これって
怖い言い方だと身勝手だ。
ジコチュウとも言える。 

過渡期においては
どれが正しいか
誰もわからない。
だから
正しいっぽいことに皆が群がる。
昨今の性暴力にしても
オリンピック時の鬼畜発言にしても、
我が身から遠いと思ってるからこそ
火事場の野次馬状態だ。
誰も
当事者の気持ちになろうとしない、
それが多様性かよって思う。 

メディアは掌返しを決め込もうとしてる。
恩もなにもあったもんじゃない。 

正義は怖い、
その名の下で行われる暴力が怖い。
戦争も、
どっかだけが悪いのかって思う。
悪い中にも
正義があったり
逆も然りで、
まったくもって
聖人君子なんていやしない。
裁かれるのは敗戦国だけか…。 

その理論でいけば
シンプルな生き方ってのも
あやしい雲行きだ。
そのシワ寄せがどこにいってるかだよね。
ジコチュウってのは
若い世代よりも
リタイヤ世代に多くあって、
妄言に似たクレームも
圧倒的に
その世代から発せられている。
これを
「老害」と片付けるには
少々楽観的すぎる。 

高野山に女人堂って場所がある。
明治以前の
女人禁制のころは
高野七口のそれぞれにあって
女性はこれらを巡ってたらしい。
女人道と言ったそうだが、
今はもちろん
高野山はそんなことなくて、
行ってみると
女性客があまりに多くて驚く。 

じゃあ
仏教がそもそもそうなのかとなると
まったく違うらしく、
性欲を煩悩とするからって話も
衆道(男色)ならいいのかってことで、
矛盾はしている。
要は表向きはそう言ってても
実際はまた違っていて、
本音と建て前っていう社会の
ちょっとした根幹を成してるとこでもある。
本来は
きっと誰もが正義を口にしちゃダメなのだ。
古来より
それを扱えるのは限られた人だけだったのだろう。 

ほどほどに、
生きていければそれでいい。
もしそうじゃなかったら
死ねばいいんだ。

# by wanio1507 | 2023-10-13 05:52 | 戯言 | Comments(0)

カニクリームコロッケパンの憂鬱

カニでもなく
クリームコロッケでもない。
カニクリームコロッケを挟んだパン、
それをバスの中でその日食べた。
土曜の話だ。

出かけるときに
パン屋に寄って買ったパンの一つ、
ちょうどバスに乗って
一時間経とうかって時に食べ出した。 
カニクリームコロッケパンの憂鬱_e0359618_16061869.jpg
コロッケは元来日本のモノじゃないが
国民食に近いくらい
愛されているモノの一つだろう。
カレーにしても
ラーメンにしても
多くの国民食は元々の姿形から
おっきく変貌して
我々の胃袋を楽しませてくれるモノとなった。
パンにしたってそうだ。
惣菜パンなど
この国のオリジナルはすさまじい。 

ドイツに住んだことないし
フランスもないが、
パンを日常的に食べている国では
一体どうなんだろう? 

このカニクリームコロッケの発想もそうだし
惣菜パンの発想も、
どんなに頭がいい人が集まっても
美食家達が相談しても
なかなか辿り着かない気がする。
ちょっとした
アブノーマルなセックスにも似ている。
普通
そんなことするかってのがないと
生まれない。 

そういや、
ちょっとまえの記事は
刺激的だったのか
マニアックすぎたか、
イマイチなアクセス数だった。
たぶん訪問があっても、
「いいね」は
もらえないだろうと思ってただけに、
良いリアクションだった。
なかなか食卓で話す内容じゃなかったよね。 

今回はきっと大丈夫だろう。

# by wanio1507 | 2023-10-12 05:06 | 食事 | Comments(2)

ベロベロな夜はどこにあるのか

南海電車って
人生で何回乗ったのか、
まだ20回はいってない気がする。 

難波の駅、
二階の改札から出ると
長蛇の列が右手にあって
海外からの人たちがたくさん並んでいた。
その先にあった
旅行代理店にも何人か並んでいて、
さすがは玄関口と感心した。 

高島屋の中を通って下におり
商店街の人混みをスルリスルリ抜けてくと
美園のビル、
人相の悪い若人と
かつてそう呼ばれた中年、
キラキラした格好の女の子と
成れの果てのオバさん、
このまま行けば黒門ってとこで左に折れ
高架の高速道路が通る道から地下街に入る。
スッと西へ、
以前ほどこの地下街も混んじゃいない。
御堂筋の向こう側から地上へ出て
西道頓堀の通りを入って橋を渡る。
そのままアメリカ村近くまで歩く。
ここも人相の悪い若人がたまっている。
海外からのもいたりする。
土曜だし
3時過ぎと言え
もう飲める店も開いていて、
スタイル良い男女が
それなりの顔をして
メシを平らげてるのが外からも見えた。 

神社があるとこで曲がって
その先にあるビルに入る。
さっきまでの喧噪とは打って変わって静か、
コロナ禍以前はたまに来ていたバーだ。
早くから開けてるので
こうゆうとき助かる。
「お久しぶりです」
覚えてくれていた。
ベロベロな夜はどこにあるのか_e0359618_15573851.jpg
ジントニックを頼む。 

ピザを頼んでトイレに立つ。
先客は帰るとこ、
入れ替わりに
鶏ガラのような女の子が入ってきた。
ビールを飲む、
以前は
バスペールエールがあったんだけど
これ今入ってこなくなったのよね。
中華系の苦情ばかりの女の子、
そっち系で仕事してるみたいで
面白かった。
最後にジンをストレートでもらう。 

ちょうど良い時間、
もう一軒は法善寺近く、路地のバーで飲む。
ここが5時からなのよね。
ベロベロな夜はどこにあるのか_e0359618_15574737.jpg
いつもの余市をロックで、
先月久しぶりに来て
癒やされたのもあって
また来てしまった。
そのせいなのかな、
ジンをストレートで飲んだ以降の記憶が全くない。
ベロベロな夜はどこにあるのか_e0359618_15575632.jpg
ロックを三杯くらいのんでジン、
その後も飲んだんだろうけど
店出たときの記憶も
地下鉄に乗ったのも微塵もなくて、
しかも
対岸の町まで行ってしまってた。
ハッと気づいたのがバスの中で、
何故か終点の一つ手前で
意識が戻り
下りてしまった。 

地下鉄が阪急と繋がっていて
高槻まで行ける、
ホントなら途中の北浜で下りて
うちの沿線がある私鉄に乗り換えるべきが
何故かそのまま高槻まで行って、
そっからだと
バスがうちの町まで出てるから
きっとそれに乗った。
いつもは
タイムラインで自分の行ったコースが
後で確認出来るも、
その日はほら、
充電切れて電源落としてるから
まったくの闇の底なのよ。
淀川沿いのバス停で下りて、
我に返って1時間ちょっと家まで歩いた。
時計見た覚えもないから
何時くらいだったろう?  

途中、
自販機でペットボトル買って、
それでも
家に帰って気付いたら
着の身着のままベッドの上に倒れていた。
電気も点けっぱなしだったから
ホント、
ベロベロの極地だった。
電気消さないとか服着たままとか、
ホテルなんかじゃよくあったけどね。
我ながら
よく歩いてよく酔っ払って、
ある意味まだ若いなぁっと呆れたわ。


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# by wanio1507 | 2023-10-11 05:57 | 酔い | Comments(2)