明け方あまりに寒く目が覚めた。
まだ窓も開けっぱなし、
寝巻きも夏物なんで、これが秋の到来だろう。
先週のあのすごい台風から幾日か、
ようやく季節は変わった。
例年でみれば早い夏の退出、
ただあれだけ暑かっただけに名残惜しむ気はない。
朝刊を取りに出て、
空がすごく鮮やかだったんでカメラを構えた。
撮ってみたら、
隣の家が思い切り入ってしまい、
すぐ近くの公園まで行くと、老人たちがたくさんいた。
子どもと違って静かだし気配がないから、
そんなにと、ちょっとびっくりした。
朝も早ければ早いほど彼らはいるからなぁ。
仕方なく、屋根をちょっと入れる形で撮った。
東の空を覆い尽くすよな紅と群青、
混じりあった色彩がイマイチにしか…。
腕がないからね。