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松本の初夜はバーのみで―令和の夏

駒ヶ根の駅から岡谷まで1時間半かかる、
二両編成の電車は
あまり乗客の増減なく
一つ一つの駅に止まっては発車する。
この路線は
一時期の秘境駅ブームではにぎわったと聞く。
とはいえ、
我々が利用してたのは
その秘境駅付近ではない。
違っていても
ローカル線には変わりなく、
乗り換えて松本に着いたのは6時を過ぎていた。 

ホテルは
駅から十分もかからないとこにあったが
チェックインは混んでいて、
なんでも満室らしい。
普段のお盆休みならね、
わからんでもないが…。 

荷物置いて服着替えて
町へ出たのは7時越えていた。
居酒屋へ行く気になれなくて、
もうそのままバーへ入ったよ。
松本といえばのバー『ラ・シェスタ』、
ここはある意味救ってくれたとゆうかね、
一時期
バーの町で名高い松本へよくバイクで来てたときに、
唯一ここだけがしっくりきたんだよな。
どうも、
敷居が高いっていうか
話が合わないのよ他のバーは。
それは正直今もそうなんやがね、
ここはすごくフレンドリーに接してくれてる。
とはいえ、
常連客用に席を空けさせてるのは…。 

フランシスアルバートをまずはいただいた。
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毎度毎度のことだが
やはりキツくやはりクラクラくる。
こんな日はとくに一気に酔わせる。 

カリラを二杯目、
シガリロ最後の一本に火をつける。
松本の初夜はバーのみで―令和の夏_e0359618_20004548.jpg
話はもう定番化といっても良いサッカー、
松本のチームのことを店主が熱く語るのが肴になってるよ。

by wanio1507 | 2020-08-25 05:55 | 飲み旅 | Comments(0)